『津久井町史 自然編』を刊行
書名・体裁
○『津久井町史 自然編』
○A5判縦 フルカラー 678ページ 刊行の経過
○ 平 成 1 0 年 度 か ら 実 施 し て い る 津 久 井 町史編さん事業で、全8巻刊行予定の第 5巻目『津久井町史 自然編』を刊行し ました。
○この『自然編』は、津久井町史編集委員会自然部会(部会長 髙橋純夫・津久井町 史編集委員会副編集委員長)において内容を検討、資料の調査・収集を行い、旧津 久井町の自然について記述したものです。
※動植物については、目録となる調査報告書を基に記述しています。 内 容
○旧津久井町の自然について、気象、地形・地質、動物及び植物各分野で調査・研究 した内容に基づき、約900点の写真や図を利用し分かりやすく記述しています。
○第1章では、旧津久井町の地形・地質や動物、植物の特徴など自然について概説し ています。第2章から第5章までは、各分野の調査成果に基づき、旧津久井町の気 候の特徴や地形・地質の成り立ち、動植物の生息・自生状況について詳細に記述し ています。さらに第6章では、カザグルマやコマツカサススキ、ムカシヤンマやガ ロアムシ、ハルゼミなど、調査によって旧津久井町から初めて発見された植物や昆 虫、山や川の豊かな自然、時代の変遷や人との関わりの中で変化した自然など、特 色ある自然と生物を50の項目で紹介しています。さらにこのような現状を受け、 第7章では、これからの旧津久井地域の自然と環境保全の在り方を考えるきっかけ となるような事項を記述しています。
○付図として「津久井町地質図」を掲載し、地質調査の成果を図で紹介しています。 閲覧・頒布
○1,500冊作成し、市内の学校等に配布するほか、市内及び近隣自治体の図書館 や市内の公民館図書室などで閲覧できます。
○有償頒布価格は3,690円で、市役所行政資料コーナー(本庁・各区役所・津久 井地域の各総合事務所)・博物館及び相模原書店協同組合加盟店(17店舗)で購 入できます。5月1日(水)から販売を開始します。
○付帯刊行物として『相模原市史ノート(第10号)』(A5判107ページ、頒布価 格700円)・津久井町史調査報告書『津久井の動物』(A4判69ページ、頒布価 格720円)・『津久井町の気象』(A4判142ページ、頒布価格1,840円) を同時に刊行しています。
問合せ先 市立博物館市史編さん班 (津久井町史担当) 電話 042-784-0433
平成25年4月25日 相模原市発表資料
(参考資料 H25.4.1)
津久井町史『自然編』作成概要
編さん計画
○ 津久井町史編さん基本方針(平成14年2月策定)
[策定の趣旨]
昭和30年の町村合併当時、人口1万5千人の小さな町も、高度経済成長とともに都市化 の波が押し寄せ、平成6年7月には人口が3万人を突破し、水源地という首都圏における 重要な役割を担う「水源文化都市」として発展を続けてきた。また、平成18年には相模原 市と相模湖町、平成19年には藤野町と城山町との合併という大きな歴史的事実があり、さ らに平成22年4月には政令指定都市への移行という新相模原市としての新たな出発をす ることとなった。
しかし、こうした時代の大きな変化の中で、私たちの祖先が形作り、現在まで伝えてきて いる貴重な文化や自然などは、急速に失われつつあるのが現状である。
時代の流れとともに忘れられようとしている先人達の足跡をたどり、引継がれてきている 現在の姿を記録として残しその活用を図ることは、新しい時代のための方向を示唆するも のとして意義深いものである。平成7年の津久井町制施行40周年を記念してスタートした 津久井町史編さん事業は、まさに先に挙げた課題認識のもとに着手されたもので、この事 業を継続させていくことが現代における私たちの使命である。
○ 刊行内容・計画
[本編]
巻 名 内 容 刊行年度
資料編
考古・古代・中世
収集された古文書や遺物・遺構などの資料 を時代別・テーマ別に分類し、解説を加え掲 載する。
18年度
近世1 15年度
近世2 22年度
近代・現代 20年度
通史編
原始・古代・中世
旧津久井町域の歴史的な変遷過程を、日本 史の流れを踏まえながら、時代別に記述する。
27年度
近世・近代・現代 26年度
自然編
自然の現状を調べた結果や特有の自然 を 紹介するとともに、身近な環境を考えるきっ かけとなる内容を記述する。
24年度
文化遺産編
旧津久井町域に残る、歴史的・民族的な事 象を、地域の視点を踏まえ整理・記録し、収 録する。
29年度